ダメ男を作らないために、身につけておきたいこと
とってもいい人なのに、なぜかパートナーが無責任でだらしない感じになっていく人。
すごく優しくて素敵な方なのに、成人したお子さんが残念な性格の人。
そんな方々にお会いするたびに、
憤懣やる方ない気持ちになるぽんきちさんです。こんにちは。
なお、今回タイトルに「ダメ男」と刺激的な名詞を使っていますが
ここに入るのは、男性に限りません。
パートナーの女性をだめにしてしまう場合もあるし、
パートナーではなくお子さん(性別関係なく)の場合でもあります。
また、あなたの性別が何であろうと関係ありません。
広く、
「一緒にいる者を無責任な感じに育ててしまう人」と捉えていただけると幸いです。
- もっとも大きな原因は、「自信がないこと」
- 自分の存在価値を他人の中に見出してしまうから
- 相手を信頼して任せる/心配して見守る
- 信頼して任せる/心配して見守るの差が出やすい場所
- つまり、ダメ人間の育て方とは
- ダメ人間を育てないためには
もっとも大きな原因は、「自信がないこと」
一緒にいる者を無責任な感じに育ててしまう人の最大の特徴は、
「自信がないこと」です。
他の言葉で言い換えると、
「自己肯定感が低い」
「自尊感情が低い」
「自分の存在価値を見出せない」
とも言うことができます。
自分のことを、尊敬・尊重できない状態にあることが
根本原因になっているのです。
それではなぜ、自信がないと一緒にいる者を無責任にしてしまうのでしょう。
自分の存在価値を他人の中に見出してしまうから
それは、自信がないと自分自身の中に存在価値を見出せないからです。
自分一人では価値はないけれど、
「誰かに役に立っている自分」というものになれば自分の存在価値を見出せるようになるからです。
自分が役立つ人間だと思わせる人に依存するようになっていきます。
その依存先が、パートナーであったり子供であったりするということです。
相手を信頼して任せる/心配して見守る
その考え方は、必ず行動に現れてきます。
自信がないと、
パートナーや子供を信頼し、任せることが難しくなります。
それよりは、心配して見守るほうが自分の存在価値を高めてくれるからです。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
信頼し、任せる |
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心配し、見守る |
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辛辣ですが、このようなことが考えられます。
自信が持てないと、
お世話をさせてくれる相手に精神的に依存してしまいます。
相手がお世話をさせてくれる状態であることを望むので
信頼し、任せるという行動をとることはありません。
心配して見守り、ときには手出し口出しをする。
そのようにした方が自尊感情が保てるからなのですが、
そうすると相手がどんどん無責任な感じに育っていってしまいます。
人を信頼し、任せるというのは
非常に技術のいることです。
しかし、これをしないとダメ人間製造機への道をまっしぐらです。
信頼して任せる/心配して見守るの差が出やすい場所
1.キッチン
家庭の台所が誰でも使えるような状態になっているか、
それとも自分の城なので誰にも使わせたくない!という状態なのか。
ここは、相手への信頼度が現れやすい場所だと思います。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
キッチンがオープン |
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キッチンは誰にも触らせない |
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めんどうくさくても、一緒に暮らす人はみな
台所を平等に扱える権利を持っている、と認めたほうが
あとあとで楽になるのです。
また、食事に関しては「料理をする」だけでなく「何を食べるかを選択する」権利があることも忘れてはなりません。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
各々に任せる (外食や中食も含め) |
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必ず手料理や手作りのお弁当を用意する |
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もちろんですが、この場合はアレルギーなどがあって食べるものが制限される場合を除きます。
何らかの主義主張があって、必ず手作りの料理やお弁当を用意する場合
相手が責任をとらなくなり、感謝の気持ちも抱かなくなるというリスクは
常に覚えておいたほうがよいでしょう。
2.衣類の管理(購入や洗濯など)
衣類の管理についても、同じことが言えます。
購入から洗濯まで、あるとあらゆる世話を焼いていると
相手に責任や感謝は生まれません。
その結果、相手が社会に適応できない人物に育っていってしまう危険性があります。
つまり、ダメ人間の育て方とは
つまり、責任感の欠如した人間を育て上げるためのたった一つの方法は
せっせと世話を焼いてあげることです。
さらに言うと、
せっせと世話を焼いてあげる自分に酔っていたらもっとバッチリです☆
ダメ人間を育てないためには
反対に、ダメ人間を育てないためには
当然ですが、
世話を焼かない。
相手を信頼し、行動を任せることです。
前述したとおり、信頼して任せることは非常に難しいことです。
- 相手に任せられることを熟知していなければならない。
- そのための観察眼が必要。
- 頭も使う。
- 失敗をしたときに、その責任を負う覚悟と技術が必要。
そして、相手を信頼し任せる過程で
自分に自信を持つことです。
相手の世話を焼かなくても価値ある自分でいられるよう努力することです。
結論。
ダメ人間を育てないためには
「自分に自信を持つ」
そして
「世話を焼かない」
ことです。
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素敵な方なのに、なぜ(成人している)お子さんがあんな感じに…。
と思う場合は、例外なく世話をしてあげすぎだと感じています。
世話好きを否定したいわけではありません。
お世話をすることが好きなのは立派な特殊技能なので
ぜひとも職業としてその能力を活かし、報酬を得てほしいなと思います。
そして、信頼して任せることは非常に難しい技能だということ。
自戒を込めて書きました。
読んでくださり、ありがとうございました。
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