読んだものが心に響かないのは、自分がその記事のターゲットじゃないから。
私はツイッターなどを眺めるのが好きなのですが、
とてもすごい人が
とてもいいことを書いているように見えるのに
全くこころに響かないことがあります。
理由1:自分の視野が狭すぎるから
心に響かない理由として、まず考えられるのは
「自分の視野が狭すぎるから」ということです。
こちらの記事でも書きましたが
自分が見えている世界が赤丸のところだった場合
視界が広く、グリーンの世界まで見えている人の言っていることが
単純に理解できないのです。
目の高さ(=人間としてのレベル)が高い人は
私のように赤丸のところしか見えていない人のために
わかりやすく説明してくれます。
なので、「なんとなくわかるような気がする」ところまでは持って行けても
実感として理解するところまでは行けないのです。
理由2:知っていることを言われているから
大抵の分野では赤丸の位置にいても
ある分野では、ある程度自分の視界が広いということもありますよね。
この図で言うと、だいたいグリーンのところまで見えている分野があるとします。
そこで、すごい人が
その分野の赤丸の人に伝わるように
わかりやすく説明しているのを聞いたとします。
すると、
「あー、それ、知ってる」
「そうそう」
「もう知っているからいいや」
という気分になるんですよね。
きっとすごい人は
自分よりはるかに遠くまで見えるのに
なぜか自分も同じ目線で見られていると勘違いしてしまうパターンです。
そんなときも、心に響きにくくなります。
番外編:興味の範囲が違いすぎるから
また、興味の範囲が違い過ぎても当然心には響きません。
ぜーんぜん違う世界を見ていても、心には響かないわけです。
当たり前ですね。
読んだものが心に響かないのは、自分がその記事のターゲットじゃないから
記事には、明確なターゲットがいます。
いいことを書いているようなのに、心に響かないときには
自分がその記事のターゲットではないということです。
自分の視野が狭すぎるのが原因かもしれないし、
自分がついつい知っているような気分になっていることが原因かもしれないし、
当たり前ですが全然興味のない分野だからかもしれません。
少なくとも理解できるようになるために
視点を高く(=人間としてのレベルを高く)していきたいなと思うのでありました。