二日酔いにならないための方法を考えた
私はけっこうお酒が好きだったのですが
数回の妊娠・授乳期を経てすっかりお酒に弱くなりました。
最近はもっぱら、夫と家の中で飲むことばかりですが
翌朝二日酔いになってしまったときの絶望感といったらありません。
「頭がいたいよ、気持ちが悪いよ」
アホですね。
「そんなに飲むのが悪いんだ」と言われればそれまでで
天を仰いで謝罪すること数回。
「もう、2度とお酒は飲みません！」
（絶対ウソ）
昨夜の体感ではそんなに酔っているいる感じではなかったのに…
確実に飲める量は減ってきている。
だって40代だし。
というわけで、二日酔いにならない方法を考えてみることにしました。
飲む量を減らす
これが一番確実ですね。
至極当然の結論です。
身もふたもない。
アルコールを摂取し慣れていると、耐性というものができます。
私のようにもともとそんなに強くない上に
数年間の規制が入り、
さらに週に１度、週末に飲みますという状態では
完全に耐性が失われていると言えます。
しかも年齢も上がっています。
「飲む量を減らす」
これはまず最初に考えるべきことでしょう。
ブドウ糖を摂る
しかし、飲む量を減らしても
自分のアルコールを分解するスピードがそれを下回っていた場合には
やはりお酒が残ってしまいます。
そんなときに見つけたナイスな口コミ。
「森永のラムネが二日酔いに効くらしい」
（これ20個も入っている…！）
「？
なんで？？」
とても楽しい記事を拝見しました。
ありがとうございます！
飲酒後には低血糖になることがあり、それはこのように書かれていました。
基本的な機序としては、『エタノールは、肝臓においてアセトアルデヒドを経て酢酸に酸化され，最終的にはアセチル–CoAとなるが，その過程で肝ミトコンドリアの電子伝達系でNAD（nicotinamide adenine dinucleotide）がNADHに還元される。その結果、アルコール摂取により肝ミトコンドリアには大量のNADHが蓄積し、NADH／NAD比が高まる。 このNADH／NAD比が上昇すると、糖新生やTCA回路が抑制される』ことらしい。
簡単に言うと、「肝臓が大量のエタノールを処理していると、肝臓からの糖新生(＝ブドウ糖の産生)が抑制される』ということのようだ。
埼玉医科大学総合医療センター 高度救命救急センター｜埼玉医科大学高度救命救急センターの日常
その下がった血糖を補うのに森永のラムネは適している、と。
森永のラムネは、成分の90％がブドウ糖。
もちろん、糖を補うためには砂糖でも果糖でもいいのだけれど
分解する手間のいらないブドウ糖は
緊急事態（二日酔い）に向いている、ということなのでしょうかね。
水を飲む
たくさん飲まされるであろう飲み会。
しかし次の日には大事な仕事がある。
そんな若き日の私は飲み会のあと「水を飲む」ことで二日酔いを回避していたことがありました。
水をたくさん飲むことで、
アルコールも一緒に流してしまおうという作戦です。
目安としては、
「ビールと同じ量の水を飲む」というもの。
たとえば700ccのビールを摂取したら
700ccの水を飲むというわけです。
強いお酒をたしなんだ場合には
もっと水分摂取量を増やすというシンプルな技です。
しかしこれには重大な欠陥があります。
何かと言うと、
「ぐえっぷ。も、もう飲めないです」
※お酒じゃなくて水の話です
そう。
そんなに水を大量に飲むのは大変なのですよね。
温かく、塩分を含んだスープを飲む
現在、個人的にもっとも効果があると体感しているのはこれです。
お酒をいただいたあと、
酔っ払っているなあと感じたら
スープやお味噌汁など、温かく塩分を含んだものを飲みます。
具はなんでもいいし、なんなら具なしでもいいと思います。
私はわかめのお味噌汁が好きですね。
お味噌汁を１杯飲むのと
お水を３杯飲むのとどちらが大変ですか、と聞かれたら
確実にお水です。
お味噌汁やスープを飲んだ後、
だめ押しでお水を飲んでから寝たら
翌朝確実に残っていないことを発見したときには内心ガッツポーズでした。
今度、森永さんのラムネと合わせ技が効くかどうかも試してみます。
まあ、飲まないのが一番なんですけれどね。うん。
