授乳後にしぼんだ乳は育つのか。「ラディアンヌ」のブラを試してみました!
かつては私にも胸がありました。
しかし今は地平線と、何か「余っている皮」があるのみ。
数回出産をし、母乳で育児をした結果
胸がすっかりなくなったのです。
今回は、この地平線になんとか山を育ててみようとしたお話です。
妊娠・出産前
最初の妊娠をしたのは20代後半のときでした。
妊娠前のサイズはEカップほどです。
「アメトーーク」の胸でかい芸人を見ながら
相席スタートの山崎ケイさんいいなあ、
私も昔はこのくらいだったのかなあ(すでに一切記憶にない)
などと遠い目をしていました。
「歩くときに下が見えない」という経験をしたのは
妊娠末期のときくらいなものですが
とりあえず胸にお山はあったような気がします。
とはいえ、昔すぎて感覚としてはもはや紀元前。
紀元前にそこに山があったのか?と問われても
「ちょっと覚えてないですね〜」と目を泳がせるくらいのことしかできません。
卒乳後、採寸
さて、数回の妊娠、出産、授乳期を終えていったいどうなったかというと
完全にしなびました。
胸に広がる地平線。(指原さんに激しく共感)
あとは「何か余っている皮」がついているくらい。
さて、このような場合の下着のサイズはどうなのでしょう。
最後の授乳期を終えてから、
本当に久しぶりに下着屋さんで採寸してもらいました。
おそらくAカップであろうということは想像がつきますが
体形や骨格もなんとなく変わったのでアンダーバストも知りたいところです。
採寸の結果は
「B70」でした。
「え?どうしてですか?」
意外すぎて思わず質問する私。
「この部分(皮である)とこの部分(脇肉)をカップに入れてくださいね。
そうしたら…ほら!」
結論。
皮と脇肉を入れてBカップ。
しぼんだ後の生活
乳房がしぼんで、変わったと感じることを思い出してみました。
いい面
- 着膨れしなくなった
- ゆったりとしたラインの服も似合うようになった
- 肩がこりにくい
よくない面
というところでしょうか。
授乳中は乳房が通常時よりも大きくなっているので、
そのぶんしぼんだあとの「痛い感じ」は衝撃でした。
クッションがなくなるとはこのような感じであったか。
あと、マンモグラフィを受けるときに
「これ、はさむ部分があるのかな?」と非常に不安になりました。
実際は凄腕検査技師さんがぐいぐいはさんでくれましたが
完全に皮が伸びているだけでしたね。
しかもすごく痛かったです。
あれ、胸が大きな人はもっと痛いのかな…。なんておそろしい。
思い立って「育乳」をしてみることに
最初は衝撃だった、しぼんだ後の生活ですが
数年するともう、それが当然になって
もはやなんとも思っていませんでした。
そんなある日、下着が老朽化してきたので
新しいのを新調してみようかな、とネットで下調べをしていたら
「ラディアンヌ」さんの広告が出てきたのです。
「ほう」
(前のめり)
「なんて安いのだ」
日頃購入しているワコールさんよりもかなりお安い価格。
それに、補正下着や育乳ブラは数万円単位のイメージがあります。
さっそく購入してみることに。
サイズがわからなかったので、数年前に測ってもらった「B70」というサイズを入力して調べてもらいました。
着用感と効果
最初は、パッドが厚くてひるみましたが
着用したあとは、背筋がすっと伸びる感じです。
背中の肉もきちんと前に来てくれる印象です。
最初は若干きつく感じましたが
割とすぐに慣れました。
だいたい、3~4日に1回つけるというペースで着用しました。
だいたい20日間ほど着用したあとに気づきました。
「あれ?若干大きくなってる??」
今まで「余った皮」しかなかった状態でしたが
皮の中に中身が入って来たような感じです。
まんじゅうの皮だけだったところにあんこが入ったようなものです。
「これはすごい!」
いさんで計測に出かけていきました。
きっと、ちょっとサイズアップしているんじゃないでしょうか…!
「B70ですね」
「…」
変わらず。
しかし、皮だけのところにあんこが入り
しなびた感じだったのが少し張りが出て来た感じがあるので
これは大成功と言っていいのではないでしょうか。
授乳終了後、もはや何年も経過している上に
40代に入っても育乳ができるという可能性が見えてきました。
しかもとっても安いですし。
楽しいので、あと1着買い足そうかどうか迷っています。