思わず涙が出てくるすごい演奏
音楽は比較的なんでも好きです。
最近は「U.S.A.」を子供たちと一緒に踊り狂ったりしていました。
(が、その実態は「踊りたくない芸人」なのですごい動きですが)
しかし、体調が悪いけれどもがんばらなくてはならない時は
必ずクラシックに戻って行くという習性があります。
「た、体調が悪い…」
「どうしようもなく
ブラームスの1番が聴きたい」
そんな気持ちで
ユーチューブを探したらトップに出てきた演奏がこちらです。
小澤征爾さん…!お若い…!!
1992年の9月5日
サイトウ・キネン・オーケストラの演奏です。
体調が悪かったのもあるかもしれませんが、
私はこの演奏を聴いて
ガチ泣きしました。
「うええええ…」
部屋のすみでうずくまって涙を流しながら見る私。
気持ち悪いですね。
その後、スマホを置いてトイレに行ったら
同じ画面を見ながら、
なんと子供達が爆笑しているではありませんか!!
「?!」
ある?
オーケストラの演奏で
笑う要素、どこかにある?
何事かと思ったら、
「この画面に『斎藤さん』がいる!」と騒いでいるのです。
「斎藤さん?」
「ほら!この!フルートの方!」
「?!」
見てみたら、フルート奏者の工藤重典さんです。
「……斎藤さん?なんで斎藤さん?」
「ちがうよ、おかーさんきっと勘違いしている!!
トレンディエンジェルの斎藤さんじゃなくて
ジャングルポケットの斎藤さん!!!」
(注:どちらもいらっしゃいません)
「……。」
確かに、このときの工藤さんの髪型、
ちょっとジャンポケの斎藤さんと似ているかも……
って!
なんなんだもう!!
と、
クラシックをたしなんでいない子供達にも大好評だった動画です。
ぜひごらんになってみてください。
ちなみに、フルートの工藤さんとオーボエの宮本文昭さん(『風笛』の方です)のコンボは涙腺直撃です。2楽章、美しや…。もう、ずっと聴いていられる。
今は亡き潮田益子さんの美しいバイオリンも必見です。
なんて貴重でなんて豪華で、なんて緊張感に満ち溢れた演奏なのでしょう。
何回でも見たい、と思ったら
ブルーレイでも販売されている……!
ちょうどこの演奏なのでは……!ポチ!
CDもあった!(けど、再生する機器を持っていないのであった……)