ヘアドネーションをしてきました
先日、3年くらい伸ばした髪の毛を
ヘアドネーションしてきました。
ヘアドネーションとは？
ヘアドネーションとは、小児がんや白血病などの病気、不慮の事故等で髪の毛を失った子供達に対し、医療用ウィッグを無償で提供する活動のことです。
3年前はコロナ禍が始まったところで、
基礎疾患のある子供がいる私は
美容室に行きづらいな、と思っていたところでした。
そこで、どうせなら髪をのばしてヘアドネーションができたらいいのではないか？と思ったのです。
病気の子供が幼い頃、よく入退院を繰り返していました。
そのときに同室だったおともだちの中には
小児がんだったり、大怪我だったり、
様々な理由で髪の毛を失ったお子さんが何人もいました。
現在も、あの時と同じように
たくさんのお子さんたちが髪のことで悩んでいるかもしれない。
髪の毛を伸ばすだけで、少しでもそんなおともだちに貢献できたらいいな、と思ったのでした。
そこから3年。
腰まで髪の毛が伸びたので、いざ！ヘアドネーションに出発です！となったのです。
ヘアドネーションできる髪の長さは？
こちらのサイトによると、
ヘアドネーションに必要な髪の長さなどは次のとおりです。
- 31cm以上の長さがあること
- カラー、パーマ、ブリーチヘアもOK
- 完全に乾いていること
- 極端なダメージがないこと
- 年齢や国籍、性別、髪色、髪質は問わない（くせ毛や白髪でもOK）
- 毛量が少なくても平気
私の髪のスペックはこんな感じでした。
- 肩から測った髪の長さは55cm
- くせ毛
- 毛量が少ない
- 毛先がぱさぱさ
- 白髪もある
- カラーやパーマはしていない
まず心配だったのは、髪の毛の痛み具合が
ドネーションに耐えられるくらいかどうか、ということでした。
美容師さんによると、
「ひっぱって切れてしまうくらい傷んでいたらできないけれど、
ひっぱっても切れないなら可能」ということでした。
毛先がまあ〜ぱっさぱさだったのですが
ひっぱっても切れなかったので可能ということでした。
また、けっこう白髪が混じってきてしまったのですがそれも大丈夫でした。
ウィッグを作るには、数十人分の髪の毛が必要なのだそうです。
それぞれの髪質は違うので、
薬剤でストレートにしたり、色を染めたりして使うのだそうです。
なので、白髪だろうがブリーチだろうが白髪染めだろうがなんだろうが大丈夫、というわけなのですね。
ピンクとか紫の髪でも大丈夫なのだろうか。大丈夫なんでしょうね。
完全に乾かしてから発送します
50cm以上の髪の毛はなかなかの分量です。
が、私は髪の毛が少ないので
ブロッキングして切る時には対して大変そうではありませんでした。
問題は、濡らして切った髪の毛を完全に乾かしてから
発送する手間がある、ということなのです。
2週間ほど乾かしてから発送してくださる、ということで
「なんというお手間をかけさせてしまったのか！」
という気持ちになりました。
美容師さん、本当にありがとう。
あと、私の髪の毛毛先の方をまとめたら直径5mmくらいでした。
マジで少ない。
髪の毛の重量はどのくらいなのか？
ひとつ、楽しみにしていたことがあります。
それは、
「ヘアドネーションで髪の毛を大量に切ったら
体重が減るんじゃない？」
ということ。
50cmほど切ったんだから、
きっと2〜3kgくらいは減っているんじゃないかと、
どきどきわくわくしながら体重計に乗ってみました。
結果。
「ー300g」
「……。」
300gだけ減っていました。
結論。私の毛量、マジで少ない。
